平戸菊花飾染付花瓶(HIRA-089)
550,000円(税50,000円)
大きさ:直径24cm×高さ29cm
素材:天草磁器
この作品は、当窯が出展しているドイツの「アンビエンテ国際見本市」に出品している作品の一つです。
菊の花の細工は、平戸菊花飾細工技法によるもので、この技法は平成26年に佐世保市無形文化財、令和3年長崎県無形文化財に指定されました。当窯に代々伝わる伝統技法です。
平戸菊花飾細工技法は、磁器製の菊の花を、手捻りで作る技法の一つです。先端のとがった竹の道具で、磁土の塊りから花びらの形に一枚ずつ切り出します。1周したところで、今度はそれらを一枚ずつ起こしていきます。何周もくり返すことによって菊の姿が現れてきます。壺や蓋、瓶に装飾として貼り付けられます。彫り起こしたときは、花びらの一枚いちまいが鋭く立っていますが、釉薬をかけ焼成を経ると自然の菊のような柔らかさが醸し出されていきます。
制作は、長崎県・佐世保市無形文化財保持者 中里一郎によるものです。
下記は、アンビエンテ国際見本市のリーフレットの日本語版です。
![アンビエンテ国際見本市リーフレット1](https://img13.shop-pro.jp/PA01071/788/etc/%CA%BF%B8%CD%DE%AB%BE%CD%C3%C4%B1%A6%A5%F1%CC%E7%CD%D2%A5%A2%A5%F3%A5%D3%A5%A8%A5%F3%A5%C6%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%EC%A5%C3%A5%C82019-001.jpg?cmsp_timestamp=20200502215648)
![アンビエンテ国際見本市リーフレット2](https://img13.shop-pro.jp/PA01071/788/etc/%CA%BF%B8%CD%DE%AB%BE%CD%C3%C4%B1%A6%A5%F1%CC%E7%CD%D2%A5%A2%A5%F3%A5%D3%A5%A8%A5%F3%A5%C6%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%EC%A5%C3%A5%C82019-002.jpg?cmsp_timestamp=20200502215750)