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平戸菊花飾花瓶(HIRA-092)
330,000円(税30,000円)
定価 385,000円(税35,000円)
平戸菊花飾花瓶(HIRA-092)
330,000円(税30,000円)
平戸菊花飾花瓶(HIRA-092)

大きさ:径17cm×高さ23cm 1515g

素材:天草磁器

菊の花の細工は、平戸菊花飾細工技法によるもので、この技法は平成26年に佐世保市無形文化財、令和3年長崎県無形文化財に指定されました。当窯に代々伝わる伝統技法です。

平戸菊花飾細工技法は、磁器製の菊の花を、手捻りで作る技法の一つです。先端のとがった竹の道具で、磁土の塊りから花びらの形に一枚ずつ切り出します。1周したところで、今度はそれらを一枚ずつ起こしていきます。何周もくり返すことによって菊の姿が現れてきます。壺や蓋、瓶に装飾として貼り付けられます。彫り起こしたときは、花びらの一枚いちまいが鋭く立っていますが、釉薬をかけ焼成を経ると自然の菊のような柔らかさが醸し出されていきます。

そして本作品は、19世紀頃三川内焼で制作されていた形を当窯にて再現したもので、令和2年17代中里一郎が叙勲 瑞宝単光章を受賞した記念に制作致しました。この平戸菊花飾細工は長崎県・佐世保市無形文化財保持者 中里一郎が、青海波文は伝統工芸士 中里閑由によるものです。

中里一郎による平戸菊花飾細工技法